資格をとって教室を開いたり、個人で仕事を受けたりしている人も多いですよね? 自分で起業する働き方ってアリだと思います?
起業には「働き方を自分で決められる」という大きなメリットと、そのメリットに付随する様々なリスクやデメリットがあります。かく言う私も自分で会社をつくり、個人で仕事を受ける起業家のひとりです。今回は「起業」についてのあれこれをご紹介します!
「起業」とは自身が事業主となって仕事をしていくこと。会社(組織)を作って人を雇い、事業を展開していくのも、個人事業主として自分でお客さんとやりとりをしてお金を稼ぐのも起業です。
どちらにも共通する最大のメリットは、「自分で働きやすい環境を作れること!」です。とても大変なことに聞こえるかもしれませんが、「自分の好き・得意なことを武器にして、自分の都合に合わせて働く環境を作ること」と捉えるとちょっとワクワクしませんか?
「自分が何を提供できるのか?」「どんなお客さん(人・企業)を対象にするのか」「どんな風に働くのか?(場所・時間・収入など)」といったイメージが明確に描けるならば、起業も夢ではありません。
あくまで一例ですが、個人事業主として働いているママのお仕事スタイルをご紹介すると…
CASE1ハンドメイド制作販売
手芸が得意で自分用や友達へのプレゼント用のコサージュを制作していたが、知り合いに勧められてネット販売を開始。毎日ではなく時間が空いたときだけ制作・販売を行っている。
CASE2ヨガ教室運営
独身時代にインストラクターをしていた経験を活かしヨガ教室をオープン。平日の10:00~14:00限定で運営し、夕方以降の時間、夏休み、連休などは子どもとの時間を優先するため一切仕事を入れない。
CASE3メイクのプロとして一人立ち
大好きなメイクの知識と技術を活かして開業。メイクアップセミナーの講師や、結婚式・フォトスタジオで前撮りなどのメイクを担当する。初期は知人の紹介などで仕事を獲得し、徐々にSNSからの注文も増えてきた。
これらの例のように、仕事に費やす時間・労力を自分でコントロールしやすいという点では、子育て中のママに合った働き方と言えるかもしれませんね。
ただし、自由が利くぶんそこにはリスクも存在します。
デメリットとして考えられることの例としては
・仕事をする場所を自分で確保しないといけない
・大きな催事(イベント出展)などの際は休めない
・集客のための広告手段、費用が必要
・会計処理や税金の手続きが大変
などなど。他にも考えられますが、一番大事なことは「自分に甘えてしまうとなかなか前に進めない」という点かもしれませんね。起業ではなく「就職」を選択することで、これらのリスクを大きく減らすことができるのも事実です。
今はライフステージにピッタリ合った働き方を自分で作ることができる時代です。就職先を探すのも、起業するのもよし! 今のあなたやあなたの家族に合った働き方を見つけてくださいね!