就職準備について教えて~~!
2020年が始まりました! 今年、就職や転職を迎えるみなさん、準備はOKですか?
今月から3回にわたって、就職・転職を控えたママが押さえておきたい3つのポイントをご紹介しますね。
第1回は、お客様や職場の方と話すときに特に気を付けたい「言葉遣い」について!
“遣う”という字は、心や気持ちを込めて使うときに用いられます。心を込めて添えたひと言や言い回しであなたの印象はガラリと変わり、会社やお店の印象にもつながります。対面でお話しするときはもちろん、電話やメールでも必要とされる場面が出てくるでしょう。
■敬語の疑問文
敬語は相手を敬う言葉、相手を大事に思う心の表れです。とっさに口にする「疑問文」で自然に敬語が使えると印象◎ですよ!
「やりますか?」 ➡ 「なさいますか?」
「食べますか?」 ➡ 「召し上がりますか?」
「知っていますか?」 ➡ 「ご存じですか?」
「いいですか?」 ➡ 「よろしいですか?」
「行きますか?」 ➡ 「いらっしゃいますか?」
「見ましたか?」 ➡ 「ご覧になりましたか?」
「どうしますか?」 ➡ 「いかがなさいますか?」
■接客用語
接客業の現場で間違って使用されやすい、俗にいう「バイト敬語」。周りのスタッフが使っていても流されないで!
✕「ハンバーグ定食になります。」
〇「ハンバーグ定食でございます。」
✕「~でよかったですか?」
〇「こちらでよろしいでしょうか?」
✕「私のほうがあちらのほうへこちらの商品のほうを運ぶほうでよかったですか?」
「~のほう」、と付けておけば丁寧になるわけではありません!
■クッション言葉
お願い事をしたいとき、申し訳ないときに一言を添えると、やわらかい印象を与えることができます。ぜひ習慣にしてください。
お願いしたいとき
「お忙しいところ恐れ入りますが」
「お手数をお掛けして申し訳ありませんが」
相手のミスを見つけたとき
「失礼ですが」
「私の説明不足で申し訳ありませんが」
断りたいとき
「残念ですが」
「せっかくのお誘いですが」
丁寧な言葉を自然に話せるようになるコツは、日ごろから積極的に口に出すこと!
今回の例文を声に出して読んでみましょう! あなたは言い慣れていますか?